橋本治にはまってます。

井口時男の続きを書きたいと思いつつ、横道読書がやめられません。 今さらながら、橋本治にはまってます。この人、おもしろすぎ。何の気もなしに、内田樹との対談本を読んだのですが、この本は対談というよりは、内田樹が橋本治の面白さを引き出し、まとめ、…

自分で書いた論文の抜きずりを、ほうぼう、と言ったら言いすぎなくらい大した人数ではないのですが、読んで欲しい諸先生方に送った。2人の方からお返事が。うれしい。批判も激励もあり。がんばるべし。

トークセッション

昔お世話になった編集者さん(といったら偉そうですが、単なる学生アルバイトの原稿書きです)から、年賀状が来てて、私がかかわった詩人の方が某所でトークセッションを行うということをお知らせいただいた。年賀状を見たときは「ふーん」程度だったのです…

見た映画

・オードリー・ヘップバーン関連「シャレード」 「ローマの休日」 「麗しのサブリナ」 「ティファニーで朝食を」・その他 「からっ風野郎」 「野獣の青春」 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」 「TAKESHI'S」 …etc(思い出せない)

買ってきた本

「三島由紀夫」とはなにものだったのか作者: 橋本治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (20件) を見るあなたの苦手な彼女について (ちくま新書)作者: 橋本治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/…

年末年始読んだ本メモ

・三島由紀夫『金閣寺』(新潮文庫)★★★★ ・新井潤美『自負と偏見のイギリス文化 J・オースティンの世界』(岩波新書)★★★ ・ジョルジュ・バタイユ『文学と悪』(ちくま学芸文庫)★★★ ・『橋本治と内田樹』(筑摩書房)★★★★ ・『鏡の中の少女』(朝日文庫)★…

井口時男「いわれなき註解となって/きみは/そこへ佇つな」(「日本文学」vol.56 2007・8)

自分が国語の教師として教壇にたつようになってさまざまなことを思い、考えるたびに、この論文を読み返す。教育のために「国語教育」をする者としてではなく、一文学研究者、一度深く文学とは何か、作品を読むとはどういうことか、を考えたものが国語を教育…

光野桃『私のスタイルを探して』(新潮文庫)

私は熱心になったことはとことん追求するほうなんだけど、なぜか今まで、ファッション、おしゃれ方面には関心が向きにくかった。女性にしては珍しい?そうかな。 なぜかと理由をつらつら考えてみると、ファッションの道って奥深そうだから、敷居が高く感じて…

年末、大出血

この一週間、狂ったように本を買っていました。本当に狂っていたとしかいいようがありません。そして冷静になってみると大して必要でもなかったんじゃないかって、思うものとしてこれとか文化としての数学 (光文社文庫)作者: 遠山啓出版社/メーカー: 光文社…

もう年の暮れ

今年こちらのブログには本当に更新がなくて、ひどい有様でしたが、別のブログは頻繁に更新してました(爆)。それは全然もう、勉強に関係ない趣味のブログだったんだけど、ハタと「こんなブログ書いてる場合じゃねえ!」ということに気づき、こちらに戻って…

レッド・クリフ

授業で「赤壁之戦」を教えた関係で、生徒の話題つくりのために見るか(レディース・デーだし)、って見に行ったが、ひどかったよ。。。ところどころ笑えたのでよかったけど。ネタばれっていうほどネタばれではないけど、思ったのが、なんで向こうの人はトニ…

やっぱり停滞しておりました…。リハビリ、リハビリ。超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (ちくま学芸文庫)作者: 森村泰昌出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10/08メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見るこれを読みました。…

心機一転

停滞しておりましたが、(で、また停滞をするかもしれませんが)読んだ本をまたメモしていきたいと思います。さっそくですが、今月号の文学界を立ち読みしました。柄谷×津島×黒井(千次)の対談。文学界 2008年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売…

成瀬特集(@池袋「新文藝坐」)

ぼちぼち観にいっています。「鶴八鶴次郎」と「歌行燈」を二本みました。 目当ては「歌行燈」だったのですが、「鶴八」もまあまあでした。 でも「歌行燈」はすごかったーです。溝口もそうですが、こういう芸人ものってすごいですよね、ディティールのこまか…

レディース・ディということで、ナイト・シャマランの「ハプニング」を観に行く。 シャマラン節展開というかなんというか、とにかく怖かったです。最初と最後にでてきた悲鳴ってなんだったんだろう。

らんどーく

といいつつ、直接関係のない本ばかり読んでいる。この三つは同時並行。bミメーシス―ヨーロッパ文学における現実描写〈上〉 (ちくま学芸文庫)作者: エーリッヒアウエルバッハ,Erich Auerbach,篠田一士,川村二郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/02メデ…

完全装備

少々無理して電子辞書も購入。これで電車の中でも本が読める!って、電車の中で読む機会なんてないってば。非常勤先も電車で2駅だし。某雑誌のわずか1000字書評のゲラが届く。ちょっと文章がおかしいところを直す。もっと直したい。だめだめ…。論文は遅々と…

全般的に活力低下中。身体の重い感じと、集中力の低下(これはいつもか)。少しずつやっていくしかないか。ふと、手に取った本をざっと読み中。あ、今アマゾンで検索してみたら、なんか見た目が変わっているな。明治大正史 世相篇 新装版 (講談社学術文庫)作…

にわか雨・『それから』

昨日は豪雨で今日はにわか雨。降られました。 数年前からスクラップ状態にしていた自転車を引っ張り出して、学校へ。たぶん自転車で行くのは2年ぶりくらい??? なぜか、自転車にのるのが好きじゃなくなったので、ずっと大学へは地下鉄で通っていたのです…

首都圏は雷雨

首都圏は雷雨でした。今日は結構はげしかった。スキャナが届きました。思った以上に処理速度が速い。しかもコンパクト。捨てるに捨てられない請求書、契約書や、どこに仕分けしていいのかわからない論文の類をたくさん処理できた。机の周りの紙の山があっと…

小倉千加子ブーム

ひっそりと小倉千加子ブームが来ております。 改めて、ワイドショーレベルの話題から、うまーく現代社会の特徴を切り出してくる手法に脱帽です。私はフェミニズムとはくっついたり離れたり。最近はいろいろ考えることが多くて、これらの本を読まずにはいられ…

お久です。

久々に外部ブログです。ブログに心中のことを書いたりする(恥知らずな)意欲が減退中。たぶんこれはずっと元にもどらないでしょう。スキャナは買うことになりました。電子辞書はまだ。そういえば日本近代文学から、『太陽』等の明治〜大正時代の雑誌がWebで…

マイ・ブルーベリー・ナイツ(ウォン・カーウァイ 2007 @飯田橋ギンレイ)★★

公開当時見逃していた話題作を見に行く。 いや、別にカーウァイは好きではないんだけどね(カーウァイの映画を好きだというコジャレた男も好きではない。←たぶん、向こうもだが) 見たい映画がなかったから、というのと、単にミーハーだからというのもありま…

物欲昂進

こんどはこれがほしい。電子辞書も買えていないのですが。FUJITSU ScanSnap(スキャンスナップ) S510 FI-S510出版社/メーカー: 富士通発売日: 2007/02/10メディア: Personal Computers購入: 4人 クリック: 137回この商品を含むブログ (41件) を見るたまりき…

虎視眈々

この電子辞書がほしくてたまらない。CASIO Ex-word 電子辞書 XD-GP6900 多コンテンツ 大画面液晶モデル メインパネル+手書きパネル搭載 ネイティブ+TTS音声対応出版社/メーカー: CASIO(カシオ)発売日: 2008/02/15メディア: Personal Computers購入: 1人 クリ…

つれづれ

今日は某研究会にいくつもりだったけど取りやめ。 朝、宅配便がついたので何事と思ったけど今度書く原稿の資料でした。がんばります。 昨日某サイトで某氏の死去を知る。私より4歳くらい年上の人で、体調が思わしくないことは聞いていたけどあまりに唐突で…

ラストフレンズ

定期的に購読しているメルマガでしょっちゅうこのドラマの話題が出てくるので、ネット上で八話までみる。ドラマなんて見なくなって(いやそもそもテレビ自体見なくなって)久しいわけですけど、今期は「Around40」とか定期的にみてたり。いやはや。トレンド…

「固有名詞は最小の引用単位」(by ×山宏御大)

・葛西善蔵「父の出郷」(以下メモです)

うちの近くの区立図書館は名作漫画の品揃えが充実しているのですが、最近借りてきたなつかし漫画。妖鬼妃伝 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)作者: 美内すずえ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 1995/12/01メディア: 文庫 クリック: 21回この商品を含むブログ (1…

先週は連休あけのせいかすごい疲れてしまったんで、金曜日から土曜日にかけてDVDを5本見た件について。しかもいつもは見たくもないホラー映画まで見てしまって相当疲れていることを自覚しました。見ようかな、と思っていたものをついに見ました。LAのレズビ…