某氏のサイトで紹介されていたので、題名にひかれて読みたい読みたいと思っていたところ、散歩ついでによった近所のちっさな本屋で平積みにて売られているのを発見。購入。それにしても。表紙の3分の2を占める帯ってどうなのよ。最近よくみかけるけど。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)


同じ本屋で宇多田ヒカルのインタヴューを立ち読み。彼女が好きな音は音楽のジャンルを問わず、単純に「きれいだな」と思う音だそうで、それは人間が錬金術から金属を生み出し、その金属を叩いてはじめて金属音というものをきいたときの驚き、につながっていく、と語っていた。その不思議さ。人工的なものでありながら、しかし聖なるものにもつながっているかのような感動について。